1967年の誕生以来、シードゥエラーは小窓に日付を表示する機能を持つ。これは、最大数十日間にも及ぶ水中での長期任務を遂行するダイバーにとって不可欠な特徴である。
発表50周年を記念して2017年にアップデートされたシードゥエラーは、それ以来、サファイアクリスタルにサイクロップレンズを搭載している。日付を拡大し、視認性を高めるために設計されたサイクロップレンズは、ロレックスのデザインおよび技術的な特徴となっている。このロレックスのイノベーションは、ギリシャ神話に登場する1つ目の巨人から名付けられ、1950年代の初めに特許を取得し、1953年に採用された。
時計のクリスタル同様、サイクロップレンズも耐傷性に優れたサファイア製で、二重反射防止コーティングによりその品質が高められている。
シードゥエラーのオイスターブレスレットは、特許を取得したセーフティキャッチ付オイスターロッククラスプを備えている。また、ロレックスが開発したロレックス グライドロック エクステンションシステムも備えられており、ダイビングスーツの上からでも快適に装着することができる。
ロレックスのプロフェッショナル ウォッチにのみ採用されるオイスターロッククラスプは、最先端技術の代名詞である。フォールディングクラスプ機構と、誤って開いてしまうのを防ぐセーフティキャッチを備えている。水中であっても、確実に固定し、快適な操作性を保証する。
オイスターロックに組み込まれたロレックス グライドロック エクステンションシステムは、工具を使わずにブレスレットの長さを微調整することを可能にするラックからなる洗練された機能である。オイスターブレスレットに備えられたロレックス グライドロックには、10個の刻み目が約2 mm間隔で配されている。
2017年以降、シードゥエラーは43 mmケースを備え、ロレックスが完全自社開発・製造した自動巻ムーブメント、キャリバー 3235が搭載されている。その構造、製造方法と革新的な特徴により、精度と信頼性に優れている。
2015年の発表時点で14件の特許を取得したキャリバー 3235は、いずれも強力な耐磁性を備えたパラクロム・ヘアスプリングとクロナジー エスケープメントを搭載したムーブメントである。また、振動子を衝撃から守るパラフレックス ショック・アブソーバも搭載している。
シードゥエラーは、精度(日差-2/+2秒)と自律性(約70時間)の面で優れた性能を発揮する、高精度クロノメーター認定を受けている。