シルビア・アール

海:彼らの領域

探検家、海洋学者、水中写真家、航海士にとって、海は自らの領域である。育んでくれる海と長年にわたり接してきた彼らは、それが私たちの最も貴重な財産であることを知っている。彼らは、その情熱と献身的な取り組みを反映するシードゥエラーを身に着ける。

1982年よりロレックス テスティモニー

シルビア・アール

シルビア・アール

「深海の女王」

「深海の女王」とは、シルビア・アールが水中で、時には人類が足を踏み入れたこともないような場所で、過ごした人生にちなんで得た称号である。この著名な海洋生物学者は、海洋探査と保護に生涯を捧げてきた。

1970年、カリフォルニア大学バークレー校で研究者として働いていた彼女は、NASAが共同出資したプログラム、テクタイトIIの任務のひとつを指揮した。全員女性の他の4名の科学者やダイバーとともに、アールはアメリカ領ヴァージン諸島の水深15 mの水中居住空間で14日間を過ごした。

世界中の急激な海洋汚染をくい止めるため、アールは2009年にミッション・ブルーを設立した。その主な目的は、世界中の海に保護海域のネットワークを構築することである。ロレックスは、2014年よりこのミッションを支援している。

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1994年よりロレックス テスティモニー

デヴィッド・デュビレ

デヴィッド・デュビレ
デヴィッド・デュビレ

海中での27,000時間

写真家デヴィッド・デュビレは、その生涯を海に捧げ、レンズを通して海面下の出来事、ドラマ、詩情を切り取ってきた。この分野の先駆者である彼は、水中写真がまだ黎明期だった1962年に16歳でそのキャリアをスタートさせた。

彼は60年以上にわたって約27,000時間を水中で過ごし、水面上と水面下の画像を同時に撮影するスプリットフィールド技術など、新しい撮影方法を開発してきた。

デュビレは、水中世界の美しさを絶え間なく目撃してきた。彼は自身の作品を通じて、その素晴らしさを保護することの絶対的必要性に対する社会の意識を高めている。彼の写真は、水中世界の保護に対する最も印象的で効果的な訴えのひとつとなっている。