ポール・ケイヤード
レースへの情熱
ポール・ケイヤードは、セーリングの世界で偉大な功績を残している。このアメリカ人セーラーは、レガッタレースからオフショアレースまで頻繁に分野を変えながら、同レベルの技能と献身を示している。2004年アテネオリンピックでスタークラス(ダブルハンドのキールヨット)のファイナリストとなった彼は、このモノハルで世界選手権優勝を飾ったほか、1988年のマキシクラス世界選手権など、通算7度の世界タイトルを獲得している。彼は1997-1998年のホイットブレッド世界一周レースでクルーを優勝に導き、オフショアレースで最も名誉ある勝利を収めた。アメリカズカップに複数回出場し、1998年のロレックス ヨットマン・オブ・ザ・イヤーを受賞したケイヤードは、2000年よりロレックス テスティモニーを務めている。彼はレガッタレースのスタート時に度々使用する、ホワイトゴールド製のヨットマスター Ⅱを着用している。