エアキング

揺るぎないスタイル

2016年、エアキングは全面的に再設計された。ミニッツスケールが際立つブラックダイアルは、航空用として製造された歴史的な時計を彷彿とさせ、航空界との絆を強める一方、このタイムピースの特徴である3本の針とリューズガード（後者は2022年より）は、このモデルがプロフェッショナル ウォッチの世界に根差していることを示している。

もうひとつの大きな特徴は、秒針のグリーンがロレックスのブランド名と同じカラーである点だ。これはパッド印刷によって実現されており、エアキングではオイスター パーペチュアル コレクションの中でも例外的にイエローで配された、ブランドの象徴である王冠マークにも用いられている技法である。これらの要素が、ひと目で認識できるスタイルとユニークな個性をこの時計に与えている。

ロレックス プロフェッショナル ウォッチの系譜を受け継ぎながらも、エアキングはユニークな個性を誇る。

トリビュートとして設計されたプロフェッショナル ウォッチであり、プロフェッショナル ウォッチに転身したトリビュート ウォッチなのである。

継続的な改善

こうしたデザイン的変更に加え、エアキングは定期的に技術と時計製造の革新の恩恵を受けてきた。現在では、極めて耐傷性に優れるサファイアクリスタルが採用されている。ケースとブレスレットはともに、極めて耐蝕性に優れる合金、オイスタースチール製である。

ダイアルには針と三角形のアワーマーカー、大きな3、6、9の数字が配され、そのすべてに高性能発光素材が塗布されている。そのため、クロマライト ディスプレイは、いかなる状況でもエアキングに最適な視認性をもたらす。

2022年、この時計にキャリバー 3230が採用された。テクノロジーを結集したこのムーブメントは、強い磁場への耐性をもつ部品が使用されている。すべてのロレックス ウォッチと同様に、エアキングはSuperlative Chronometer（高精度クロノメーター）認定を取得している。