デイデイト 40

供給元から最終的な使用まで、原材料のライフサイクル全体を追跡できるようにすることは、ロレックスにとって主要な関心事です。

トレーサビリティは透明性と製品の品質を強化し、サプライチェーン全体、特に製品がライフサイクルを通じて受けるさまざまな変化の中でのリスクを制限します。
近年、ロレックスは原材料の調達に使われる商業チャネルを管理するために、サプライチェーンのトレーサビリティを向上させてきました。また、この分野のサプライヤーに付随するリスク軽減計画も策定しました。

国内外の規制およびILOとOECDによって確立された参照フレームワークとともに、私たちは次の環境認証および規制に従います。

・ロンドン貴金属市場協会(LBMA)

・ロンドン・プラチナ・パラジウム市場(LPPM)

・責任ある鉱物保証プロセス(RMAP)

・責任ある鉱物イニシアチヴ(RMI)

・紛争鉱物調査における統一フォーマット(CMRT)/責任ある鉱物保証プロセス(RMAP)

・責任ある宝飾品業のための協議会CoC認証(RJC COC)

・ワシントン条約(CITES)

・キンバリープロセス認証制度(KP)

・化学物質の総合的な登録・評価・認可・制限の制度(REACH)

Gold

ゴールド

ロレックスは3種類の方法で調達された貴金属を使用しています。その内訳は、ロレックスの産業廃棄物から回収されたゴールド(全供給量の70%)、金鉱山から採掘されたゴールド(18%)、時計産業およびエレクトロニクス産業から出るゴールドスクラップ(12%)です。

Diamonds

ダイヤモンド

ロレックスの使うダイヤモンドは100%、ダイヤモンド原石の調達に紛争地域と関連がないことを保証するキンバリープロセス認証を受けています。

責任ある調達を徹底するため、ロレックスはサプライヤー数を絞って、長年にわたり取引を継続している信頼できる業者からのみ調達しています。

スチール

オイスタースチールは、ロレックス専属のサプライヤーがその製造工程の中で欧州域内からのスクラップを使用して製造する合金です。このスクラップは合金スクラップ(合金由来)と非合金スクラップ(純金属由来)の両方で構成され、スチール生産量の平均60%を占めています。残りの成分は、オイスタースチールを構成する元素を豊富に含む合金鉄で構成され、最終的に求めるグレードの完成品スチール(904L)を得るためにさまざまな割合で添加します。

スチール

タングステン、
タンタル、錫

ロレックスはOECDによるデューディリジェンス・ガイダンスの原則に従い、タングステン、タンタル、錫の責任ある調達を徹底しています。

通報システム

通報の実施

ロレックスの通報システムでは、人権と基本的自由の尊重、環境保護、健全なガバナンスに関連する潜在的または実在する悪影響についての疑いを通報することができます。

提出フォームの手順に従って入力し、匿名で安全な通報が可能です。従って安全かつ内密に通報することができます。

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